タバコが原因?!歯が茶色いと美人が台無しに

日本でも健康増進法によって喫煙場所の制限や、喫煙での健康被害に対する宣伝など、喫煙に対する印象が変わってきました。日本人の喫煙率は減少してはいるものの、日本は他の先進国と比べるとタバコの価格はさほど高くなく未だ安易に手が出せる状態です。今回はタバコが歯に及ぼす害について紹介します。

タバコに含まれている有害物質

タバコに含まれている有害物質

タバコには200種類以上の人体に影響する有害物質が含まれています。ヒトの身体は血液中にあるヘモグロビンと酸素を結びつけることで全身へ栄養となる酸素を運びますが、喫煙によってこの働きが阻害され、様々な病気を引き起こします。タバコを吸わない人でも煙を近くで吸うと喫煙者よりも害が多いことも知られていますね。

タバコの成分である“タール”

タバコを吸った後のフィルターを見ると茶色く変色していますが、これが歯を茶色く変色させる「タール」で、よく「ヤニ」とも言われていますね。タールは粘稠性で、歯面に強固に付着し、歯ブラシでは簡単に落とすことが出来ません。話すときや笑った時に歯の色が茶色いと、相手に与える印象は良いものではないでしょう。

歯の着色だけでない!歯周病のリスクも高まる

歯の着色だけでない!歯周病のリスクも高まる

歯周病の特徴は、歯茎からの出血や腫れなどがありますが、喫煙者の場合、血管が収縮するためこれらの症状が見られません。そのため歯周病になっていても気付かず、歯医者さんへ行って初めて歯周病になっていることを知るケースも多くあります。また歯科統計では、喫煙者は歯周病になるリスクが非喫煙者よりも3倍以上高いとされています。

歯の着色を落とすためにはどうすればいい?

自宅で大まかな着色を落とす方法は、やはり歯磨きです。歯の着色を落とす成分が配合されている歯磨き粉も販売されていますが、歯の表面を傷付けてしまうものも販売されているので注意しましょう。タバコで歯についた着色は歯医者さんで専用の器具を使って落とすことが出来ます。歯医者さんで着色を落とすと細かな着色も落としてもらえますし、歯を傷付ける心配もありません。

一番良いのはタバコを辞めること!

「悪影響を及ぼすのは分かっているものの、やっぱりタバコがやめられない」そのような人は多いかもしれません。タバコは副作用や依存症があり、一気に辞めようとするとどうしても禁断症状が出てしまって簡単に辞めることが出来ません。タバコを吸う量を徐々に減らしていき禁煙する日を自ら決めて行えるなら良いのですが、なかなか難しい場合は禁煙外来をお勧めします。禁煙外来は歯科でも受診することが出来ますよ。